気になる本とモノ
2007
ダーリンは外国人(2)
評価☆☆☆ 小栗左多里 メディアファクトリー
昨日の「ダーリンは外国人」の続編。
やっぱり、トニーさんの個性が
とっても楽しいんですね。
でも、2冊目のこの本は、
外国人、という差別に踏み込んだところも。
楽しいだけではない国際結婚を
教えてくれています。
国際結婚をする人、したい人、
そして国際結婚する娘を持ったお父さんに
勉強になるんですね。
◆「ダーリンは外国人2」のあらすじ
「あいかわらずです」
「ちょっとしたニュース」
「家族について」
「ちがうとこ、まだまだ」
「これからもよろしく」
の5つのテーマでくくられています。
基本はショート漫画に
4コマ漫画とダーリンのコラム
という展開でして、
サラサラっと読めました。
外国の人から見た日本の不思議さって
よく伝わってきましたが、
戸籍って実はそうとうヘンなものなんだ。
国際結婚すると、夫婦別姓が基本、
なんて、日本の民法と全然アワナイ!
夫婦同姓がいい、という国会議員の主張は
根拠薄いなあ、とつくづく。
選挙近いから思っただけですが…
◆「ダーリンは外国人2」の気になる言葉
21 外国の方ですか? どーしてわかったんですか? 理由が「顔」だとしばらく気づかなかったらしい 「多民族」の中で暮らしていると外見では外国人かどーかなんてわかんないもん
49 値引きする夫 買う気のないキビしい人 商品もホメるし店側の気持ちもくむ人 二人一組だと値切りやすい
57 誰がどう作ってもフツーにおいしくできる日本の「カレールー」は偉大だ
103 包丁の置き場所 乾燥桶に置いてあるのは危ない、という夫に賛成
116 今まで親に「食べなさい」といわれたけどどうしても食べられなかったものは何? イチゴ 子羊の脳みそ…トニーさんの勝ちです
127 国際結婚は基本的に夫婦別姓 外国人も住民なのに、「住民票」がないのもちょっと変じゃないかな
130 モスキートキラー トイレット・ペーパーをロールごと使います 止まっている蚊を見かけたらロールを持っていき、 息を止めてロールを一気に壁に押しつけます
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