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気になる本とモノ

読書した本や気になるモノの記録です。 あらすじとお気に入りの言葉をまとめる メモブログなのでネタバレあります。

   2024

1204
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   2007

0627
評価 ☆☆☆ 島村木綿子作 菊池恭子絵 国土社
楽しめる課題図書度 ☆☆☆☆

これも2007年の青少年読書感想文全国コンクール
の5・6年生の課題図書です。
ファンタジーのようなほのぼのとした山暮らしが
のどかに綴られています。
美しい自然描写もあるし、
意外な出会いも満ち溢れていて、
宮沢賢治や新美南吉のような
動物たちの楽しみが満ちている本でした。

◆「七草小屋のふしぎなわすれもの」のあらすじ
七草ヶ岳の途中にある七草小屋で
大学卒業後、働き始めた今井草介さんは、
小屋に残された不思議な忘れ物を手にして、
山の動物たちと意外な交流を深めます。
目覚まし時計を欲しがったアナグマ、
がさぐるまを持った風の管理人、
吹雪の時に出会った懐かしい二人の子どもには
毛布をかけてあげます。
さらに、動物を冬眠から目覚めさせるオカリナ、
動物が人間になれる月の光の結晶、
台地に眠る土地の記憶を目覚めさせるタカラガイ…
小さなわすれものが自然の美しさにつながる、
というアイデアがとても不思議です。

◆「七草小屋のふしぎなわすれもの」の気になる言葉
6 
ダケカンバがわずかにのこった黄色い葉っぱを、チョウのように空へ飛ばしています。
小屋の出入り口のわきにあるドウダンツツジも、すっかり葉を散らして、根もとを真っ赤に染めていました。
…こういう鮮やかな自然の描写も楽しめる本でした
46 わっしは、このあたりの風のことをいっさいまかされとる、風の管理人ですじゃ。
145 波の音と、潮の香りが、いっきに草介をつつみます。…タカラガイで山の中に海が現れる場面。
ラストらしい盛り上がりですね。

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