気になる本とモノ
2007
レネット 金色の林檎
評価 ☆☆☆ 名木田恵子 金の星社
チェルノブイリ原発事故を伏線に、
離れ離れになった家族の物語
「レネット」というのは、
原発事故の被災者の少年セリョージャが
故郷の村の形見として、
大切にしていた林檎の種の種類でした。
子供の死に直面する両親と、
被爆少年が交錯する
ちょっと物悲しい思い出の話。
2007年の読書感想文の
中学生課題図書ですが、
チェルノブイリ事故はいまや
近い過去の歴史なんだなあ、と。
◆「レネット 金色の林檎」のあらすじ
東京で母と二人暮しをしていた徳光海歌は
九年ぶりに北海道・余市に戻り、父と再会します。
その時、九年前にあずかった少年、セリョージャの話が…
十二歳で事故死した兄、海飛の穴を埋めるように、
訪れたセリョージャは被爆で弱った体の療養のため、
一月だけ余市で静養することになっていたのです。
しかし、海歌はなぜセリョージャと打ち解けられず、
ほのかな思いを抱きつつも、
ただ彼が大事にしていた林檎の種が落ちていた時に、
そっとバッグに戻してあげる程度でした。
しかし、彼の帰国直後に
海歌の家族はバラバラになっていました。
九年ぶりの帰省で、
セリョージャが現在も無事生きていることを知り、
セリョージャとの出会いが実は初恋だったことに気づきます。
さらに、海歌が気づかないうちに、
母は余市デ兄の墓参りをしていたことも知りました
家族が再び、暮らす可能性を感じながらも…
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◆「レネット 金色の林檎」の気になる言葉
12 この九年の間、思い出に鍵をかけ、それでも思い出さずにはいられなかったあの夏のこと
51 七月でも北海道は夜の底がひんやりと白い
77 いい子(ほめるとき)…マラジェーシ
151 初恋……。セリョージャこそ、わたしの初恋。わかっていたのに、わたしは目をそむけつづけてきたのだ。
書くのが下手なんです;
読むのもあまり好きではないのですよね~;
総合ページから飛んできました!
短いのなら続くかな…?と思いました。
なのでレネットにしようと思います!
とても参考になりました。ありがとうございます!
パソコンで描いているのでネットなどで情報をさがしているのですが・・・
ほんとに書けません・・・困ってます
何か感動のポイントなどおしえてください・・・おねがいします!
>パソコンで描いているのでネットなどで情報をさがしているのですが・・・
>ほんとに書けません・・・困ってます
>何か感動のポイントなどおしえてください・・・おねがいします!
チェルノブイリの事故、
外国人の男の子への初恋、
家族の崩壊などなど
けっこう色々テークが詰まっている本だから、
何か一つの感想に絞るべきではないでしょうか?
気に入ったフレーズ+その理由
から始めれば、広げやすいと思います。
感想文頑張ってくださいね。
感想文頑張ってくださいね。